あ行

イニシャルコスト

何か事業を始めるうえで、商品やサービス導入する際に掛かるコストのこと。

アートディレクター

雑誌やWebサイト・広告などの視覚的表現に関する責任者。制作チームのグラフィックデザイナーやコピーライター、プランナーを束ね指揮を執る一方、自らデザイナーとして手を加える者もいる。

アールヌーヴォー

フランス語で「新しい芸術」という意味で、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心におこった国際的な芸術運動のことである。流れるような曲線や植物などの有機的なモチーフを題材にした装飾的なデザインが特徴。

アイキャッチ

人々の注目を集め、意図する内容の訴求効果を高める視覚的要素。例としては、ブログやネットニュース・SNSのサムネイル画像、書店のPOP、プライスカードなどがあり、それぞれ色彩やデザインの工夫がなされている。

アイテム

服種。 品目。

アイドルタイム

飲食店や小売店舗において、客数が少ない時間帯のことを意味する。対義語は客数が多くなる時間帯のピークタイムである。アイドルタイムには、清掃、補充、点検作業、アルバイト等の教育が実施されることが多い。

アイランドディスプレイ

島(Island)のように配置されたディスプレイ。店内の他のディスプレイとは隔離されたスペースに配置することにより、目立ちやすく客の目に止まりやすいため、特価品などが陳列されることが多い。

アウトサイドメーカー

アウトサイドメーカーとは、社外メーカー・受託加工業者のことを指す。対義語はインサイドメーカー。

アウトソーシング

業務を外務委託すること、例えばあるメーカーが、中心的業務である製造事業に集中するため、経理などの中間業務を外部委託する場合、この外部委託のことをアウトソーシングと呼びます。

青文字系雑誌

『Zipper』『CUTiE』といった個性的,非日常的,非常識的で同性受けを狙ったファッションを多く取り上げる雑誌のこと。アソビシステム株式会社代表の中川悠介氏が命名した。

アカウンタビリティー

Accounting(会計)とResponsibility(責任)の合成語で、会計説明責任という意味。すなわち企業が資金を適正に運用・保全し、その状況を出資者に報告する義務をもつこと。

アカウントエグゼクティブ

広告代理店における固有の職種で、通常頭文字を取りAEとよばれる。広告主(Account)と取引を行う営業担当責任者であり、代理店内部をまとめ、広告主の広告活動を計画し実行する。

赤文字系雑誌

『JJ』、『ViVi』などの女子大生・OLなどの20歳代前半女性を主に対象としたファッション雑誌。各誌の題字が赤やピンクであったことから名付けられた。

アクセソワリスト

劇場や映画の小道具係。雑誌の写真撮影やショーの際に、アクセサリーの選択や服のコーディネートを担当する職種。日本では主にスタイリストと呼ばれる。

アシンメトリー

店舗ディスプレイにおける、左右非対称の構成のこと。また、単に左右非対称のデザイン自体を指す。アクティブで斬新な感じがするため、カジュアルやアグレッシブな商品に適している。

預かり仕切り

店舗において購入した商品を何らかの事情で引き取れない際に、商品は仕入れ先に預けたまま、伝票上は受け入れとする事務処理を預かり仕切りという。

アセスメント

端的には「評価」や「査定」という意味。対象が周囲に及ぼす影響を事前に予測・評価することを指し、環境アセスメントやリスクアセスメントといった熟語が存在する。

アセンブリ

機械の生産工程の中の組み立て工程のことを言う。生産方式としては、量産体制のことを指す。具体的には商品パッケージや販促物の組み立て、封入作業などが挙げられる。

アソート

複数種類の商品を指定された通り、まとめて梱包すること。一つの箱に複数商品を同梱することが多くあるネット通販では、頻繁に発生する作業である。

アタッシェドプレス

フランス語で「広報」を意味する。アパレル業界の広報担当という意味で主に使われ、プレスの略称で呼ばれることが多い。マスメディアとつながり、ブランドイメージを発信することが主な業務である。

アッパークラス

上流階級。年収2000万以上と定義されています。

アッパーベターゾーン

ブランドや商品のグレード分類におけるランクの一つ。プライス・ゾーン上位に位置する商品群であり、価格のみならず品質面でも高級であることが望ましい。競合との差別化のための戦略的商品群でもある。

アッパーミドル

上流中産階級のことを指す。年収800万円~2,000万円と定義されています。

アップセル

ある商品の購入検討段階の顧客に対し、より高価格の商品を薦めるセールス方法。客単価や売上アップにつながる反面、押し売りと捉えられないよう注意を図る必要がある

アップトゥデート

時勢・トレンドに乗り、最も新しい様。最新、斬新とも同義。対義語はアウトオブデート。

アテンションスポット

店舗ディスプレイにおいて歩行者や、立ち止まった人の視線が集中する最も目立つ場所。ディスプレイ計画を立てる際、自店のアテンションスポットがどこかを確認する必要がある。

アパレルCAD

CADとはコンピュータ支援設計システムのことで、一般的にはパターンメーキング機能、グレーディング機能、マーキング機能、デザイン画機能、カラーグラフィック機能の5つの機能を集中化し一つのシステムとしたもの。

アバンギャルド

アバンギャルドは「前衛、先駆け、革新的」の意。特に第1次世界大戦の頃起こった自然主義否定のアブストラクト(抽象主義)、シュール・レアリズム(超現実主義)などの発想の自由を根底とする。ファッションでは大胆且つ独創的なデザインを指して使用していることが多い。

アフォーダブル・ラグジュアリー

アフォーダブル(affordable)とは、「入手可能な」を意味し、高級品の雰囲気と高いクオリティーを保ちながらラグジュアリーブランドよりは購入しやすい価格設定になっている、手の届く範囲の高級品のことである。

アメリカンカジュアル

アメリカンカジュアルとはアメリカンテイストの服(アパレル製品)、またその着こなしをさす。60年代に流行したアイビールックを指すこともあるが、現在は、スポーツテイストなファッションなど、その他のスタイル、幅広い年代のスタイルを言うことが多い。

粗利

粗利とはおおまかな利益のことで、基本的には売上高から売上原価を差し引いたものを指す。正確には売上総利益と呼ばれ、損益計算書(P/L)で一番最初に出てくる利益である。

アンテナショップ

メーカーや小売業者が新商品を実験的に投入しその反応を見たり、商品の売れ筋やトレンドの動向を探ってマーケティングに役立たせることを目的とした直営店舗のことである。 販売よりも情報取集や発信を目的とする部分が大きいため、アンテナショップと呼ばれる。

イージーオーダー

イージーオーダーは、気楽に出来る注文服のことをさす。既に指定され揃っているデザインや形・素材の中から、気に入ったデザイン、布地を選び、自分の体型に合わせて仕立てる服のことを言う手早くスピーディーに仕立ることができるのも大きな特徴の1つ。

委託仕入

小売業者が卸売業者から商品を仕入れる際の方法の1つ。卸売業者が小売業者に対し商品の販売委託を依頼し、小売業者は一定期間、商品を販売し、売れ残った商品については卸売業者へ返品する。

委託販売

製造業者が製品や商品の所有権を持ったまま、販売のみを小売業者や問屋に委託する販売方法である。 商品が売れると、その報酬として売り上げの一部を手数料として販売業者に支払い、売れ残った商品は返品という形で決済される。

イタリアンカジュアル

イタリアのミラノを中心とするカジュアルファッション。地中海風の鮮やかな色使いや大胆なデザインが特徴。

イノベータ理論

1962年、社会学者のエベレット・M・ロジャース教授によって提唱された理論。新しい製品やサービスが市場への広まる中、それに対する消費者の態度・価値観を5段階に分類した。

イメージキャラクター

商品やブランドのイメージアップのために起用するキャラクターや人物のこと。

衣料管理士

衣料管理士は、テキスタイルアドバイザーやTAとも呼ばれる繊維製品の専門家。アパレルやインテリア用品、雑貨など、さまざまな繊維製品について、素材や生産、流通、商品などの専門的な知識が問われる。

色の三属性

色の三属性とは、色相・明度・彩度の3つの属性のことを指し、デザインに関しての基本知識である。色相は赤・青・黄といった色味、明度は色の明るさの度合い、彩度は色の鮮やかさのことを意味する。

インサイドメーカー

インサイドメーカーとは、社内メーカーのことを指す。対義語はアウトサイドメーカー。

インストアプロモーション

店舗内における販売促進活動のこと。頭文字を取りISPと略されることもある。具体的には、値引き特売や大量陳列、実演販売、キャッシュバックなどの様々な施策が挙げられる。

インバウンドマーケティング

広告出稿などではなく、消費者自身に見つけてもらうことを目的としたマーケティング施策。具体的には見込み顧客に対し有益なコンテンツを提供し、検索エンジン上位ややソーシャルメディアでの影響力を高めることで、自社サイトへの来客を促進する。

インフォマーシャル

インフォメーション (information) とコマーシャル(commercial)を合わせた造語で、テレビCMの一種。もともと欧米でテレビショッピングの一ジャンルとして登場したもので、端的に述べると放送時間の長いテレビCM。

インフルエンサー

影響、効果などを意味する「Influence」を語源とし、芸能人やスポーツ選手などの世間に大きな影響力をもつ人を指す。 特にSNSやブログにおいて、一般消費者の購買意思決定に影響を与えるキーパーソンを指す。

インプレッション

ネット広告の用語で、Webサイト上に広告が表示された回数のことを意味する。広告が1回表示されるごとに1カウントとして数えられ、それを1インプレッションと呼ぶ。カウントするタイミングは広告掲載ページが表示された時。

インポート

海外で企画・製造された輸入品のことである。アパレル商品においては、国内企画では無いような色使いや素材感、モチーフなどのデザイン性が魅力で、そういった商品を扱うショップのことをインポートショップと呼ぶ。

インポートDC

海外のDCブランドのことである。商品の企画、製造、販売に至るまで、一貫したコンセプトでブランドの個性を強く打ち出したデザイナーズブランドや、ロゴやワンポイントのマークなどを主力商品として日本でライセンス展開するキャラクターブランドのこと。

インポートブランド

import brand(インポート・ブランド)とは「海外輸入製品」、「海外のメーカーやデザイナー商標製品」全般を指す。

ウェルカムプレゼンテーション

店舗内に来店した客用に、店頭に設置されたディスプレイのこと。

ウォンツ

日常生活における様々な不満や欠乏からくる「ニーズ」に対して、それを実際に補う具体的な物のことである。例えば、「日焼けから肌を守りたい」という思いがニーズであれば、「日傘」や「UVカットカーディガン」などがウォンツである。

打ち出し

店舗ディスプレイで、最もPRしていきたいものを広いエリアに確保しアピールすること。重点販売商品。

売り手市場

市場の需給関係において、需要側が供給側よりも多いため、売り手(供給側)に有利な市場のこと。売り手市場では、買い手間での競争が生じるため、結果として価格は競り上げられ高騰する。

エコロジーファッション

自然素材を使い、自然な色合いを用いた、あまり人工的な感じのしないファッションのこと。

エスニック

民族の、民族的な、異邦人のという形容詞として使われるが、ファッションでは各国の民族衣装や、民族衣装などからインスパイアされたものに使われるので、その洋服から各民族文化が感じとれる。フォークロアが類義語。モカシンシューズ、カウボーイブーツなどがある。

越境EC

日本に拠点をおき、国境を跨いでオンライン上でサービスや商品の電子取引、すなわちインターネット上で国際的に売買をおこなうことである。人口減少や不況により国内市場消費が減少する中、日本製品の人気が高い海外市場でインターネットを通じた新しい市場開拓が期待されている。

エレガンス

優雅・上品・優雅なもの・上品言葉・手際良さ・簡潔さとゆう意味。外見や態度が優雅で気品のあるとゆう意味。洋服からは勿論、仕草や物腰からも優雅さや、気品が出ていること。その人やものに対して使う場合や、その人の動きや態度に対して使える。

黄金比

古代ギリシャで発見された、人間にとって最も安定し、美しいとされる比率。線分を一点で分けるとき、長い部分と短い部分との比が、全体と長い部分との比に等しい比率で数値的には1対1.618。

オウンドメディア

企業の自社所有WEBサイト・メディアのことで、具体的にはブランドサイトやキャンペーンサイトなどを指す。アーンドメディアやペイドメディアと共に、トリプルメディアと呼ばれる。オウンドメディアで発信する情報は、ユーザーにとって有益であり、企業価値や商品価値を高めるものである必要がある。

オーダーメード

オーダーメイド (和製英語: order made、order-made) は、注文を意味するオーダーと生産を意味するメイドを合わせた注文服を指す和製英語。

オート・クチュール

フランス語で「高級仕立服」を意味し、パリ・クチュール組合加盟店で仕立てられる高級オーダーメード服や「maison(メゾン)」と呼ばれる加盟店のことである。各メゾンは高い技術を持ったアトリエを所有し、基本的にミシンを使用せず一針一針、手縫いで縫製される。

オープン価格

製造会社が希望小売り価格や希望卸売価格を設定せず、卸売業者や小売業者が自社の利益や売れ行きなどを考慮して自由に決定する売価のことである。 価格の設定は、公正取引委員会が規定するガイドラインの基に決定される。

オケージョン分類

商品ディスプレイにおいて、商品を行事や使う場所に適応したアイテムに区分することを指す。オケージョンはいわゆるTPOにおけるO:場合を指す。

オプトアウト

企業が個人に行う様々な活動や措置、行為などに対し、その対象者がこれを拒否したり、会員登録などの解除・脱退、個人情報の抹消等を申し出ること。対義語はオプトイン。

オプトイン

企業による広告メール配信や、ユーザー個人情報の利用等について、ユーザーが明示的に承諾すること。また承諾した状態を指す。対義語はオプトアウト。

オペレーション

業務目標を達成するため、物事を運営・推進していく手順を定めること。また、それに沿い実施する一連の作業、実務のこと。ビジョン、競争戦略と並ぶ経営の3要素の1つに数えられる。

オムニチャネル

実店舗やECサイト、カタログ通販やSNSなどの流通・販売のチャンネルを連帯させ、オンラインでもオフラインでも多様な購買環境を実現することである。 ECサイトで注文した商品の店頭受け取りや、実店舗で在庫の無かった商品を即座にオンラインで確認し注文するなどという事が可能となる。