ま行

マークアップ

原価(卸しコスト)に何%か上乗せし、小売販売価格を決めること。マージンとも呼ばれる。

マークダウン

最初に決定した価格から値引きすること。売れ残った物の販売、過剰在庫の整理、価格の見直しなどの際に行われる。

マーケットイン

顧客のニーズを第一優先とし、必要とされているものや望まれているもの、市場で売れるものを中心に消費者要望に合わせて企画・販売またはサービスの提供をおこなう考え方のことである。 高度経済成長期の終焉を迎え、供給が受容を上回り始めた1990年代~2000年代初頭にかけ、この「売れたものがよいもの」という考え方が急速に広がった。

マーケティング

アメリカ・マーケティング協会の定義によるとマーケティングとは「生産者から消費者に至る財ならびにサービスの流れを推進するビジネス活の諸活動である」とされている。消費者が求めるより良い商品やサービスについて考え、流通すること。

マージン

販売価格から仕入原価を差し引いたもの。利幅とも言うが、マージンには人件費や倉庫費、販売促進費なども含まれる。

マーチャンダイザー

アパレルメーカーや百貨店、または小売店などにおいて商品の企画開発から製造計画、また販売スケジュールやプロモーション活動などトータルで商品企画から販売までを管理する責任者のことである。 売り上げや利益計画にまで責任をもつため、トレンド分析などの情報取集能力やマーケティングの知識、営業手腕など高いスキルが求められる。

マイルストーン

長期のプロジェクトを進行している際などで、途中で儲ける節目。もともとは道路などに置かれ、距離を表示する標識のことを指し、物事の進捗を管理する意味がある。

マスターパターン

既製服を作る上で必要となる基本のパターン(型紙)を指す。

マスターライセンス

特定の国や地域におけるブランド商品の製造及び販売の権利。

マストアイテム

必ず手に入れてきたい商品。「流行しているから」や「機能性に優れているから」など理由は様々。

マネタイズ

インターネット関連ビジネスにおいて、最初は消費者に対して無料でサービスを提供し、主に認知度や普及率を高める働きをしたのち、有料オプションサービスの提供や広告などを取り込むことによって収益を生むようなシステムを指す。

マルチジョブ

1台のコンピューターで一度に複数の仕事を行うこと。

マンセル体系

マンセルカラーシステムとも呼ばれ、アメリカの画家であり美術教師のマンセルが1905年に発表した表色系の1つ。色彩を、色相・明度・彩度の三属性で記号化して表現する。JISにも採用され、産業界で広く使われている。

ミステリーショッパー

一般の消費者のふりをして店舗を利用し、スタッフの接客態度や店内の様子に評価を付ける調査方法を指す。またはそれを行う当事者。店側も意識をしないため、普段のありのままの店舗の様子を評価することができる。

店格

店舗の品格のこと。品格の高い店舗は働いているスタッフのレベルも高く、店舗全体のレベルも高くなる。

ミセス

本来既婚女性を指す語句であり、アパレルにおいては40代〜60代位の落ち着いた年齢層の女性を指す場合が多い。

ミックスマッチ

ある決められた商品の中から決められた個数を一定購入した際に値引きされる販売方法。例えば1足380円の靴下を3足同時に購入すると1000円になるといった値引きの方法。

ミッシー

20代後半から30代前半位の女性を指す。結婚して子供がいるかもしれない年齢だが、新しい商品や分野に敏感で、好奇心旺盛な女性は若々しいという面からMISS(未婚女性)にYをつけてミッシーと呼ぶ。ヤングミセスと同じ。

メディアニュートラル

テレビ、新聞、雑誌などのありとあらゆるメディアに優劣をつけず、マーケティングの目的に合わせて最も効果的な広告展開を行う考え方。

メールマガジン

電子メールにより、あらかじめ登録している読者に一斉に送信される広告などの読み物。有料のものもあるが、ほとんどが無料である。発信する内容の他に一回のデータ量や配信頻度、配信停止の仕組みなどにも配慮が必要。

モノ離れ

消費支出の対象が商品からサービスへ移行すること。消費者はありとあらゆる商品を所有するようになり商品を買わない代わりに、生活はサービス化している。

モバイルコマース

Mコマースと略され、Eコマース(電子商取引)の一形態である。主に携帯電話などの携帯情報端末からインターネットに接続し、電子商取引を行うこと。物販や金融取引が主なものである。