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アパレルで売れる店に共通する7つのポイント!売れない店との違いは?

2020/6/3

アパレルで売れる店に共通する7つのポイント!売れない店との違いは?

世の中には多くのアパレルショップがありますが、大きく分けて「売れる店」と「売れない店」の2つに分けられます。

同じアパレルショップでも「売れる店」と「売れない店」に分かれてしまうのは、決定的な違いがあるからです。

この記事で紹介する売れる店に共通する7つのポイントを実践することで、店舗の売上増に繋がります。

現在、店の売上が伸びない人にとって必見の内容となっておりますので、ぜひ最後までお読みください。

アパレルで売れる店に共通する7つのポイント

アパレルで売れる店に共通する7つのポイント

さっそくですが、アパレルで売れる店に共通するポイントは以下の7つです。

  • 店内に活気
  • 安心感と信頼感
  • 売り場に独自性
  • レイアウトに工夫
  • わかりやすい商品陳列
  • メインディスプレイが魅力的
  • スタッフ間のコミュニケーションが円滑

それぞれ詳しく解説していきます。

店内に活気

売れる店には、店内に活気があります。

活気がある店には入店しやすい雰囲気があり、人が集まりやすいからです。

そもそも入店されないような店では、いくら良い商品が陳列されていても売れることはありません。

具体的に活気がある店というのは、たとえば以下のような店のことです。

  • 店内が明るい
  • 店員に笑顔がある
  • 店員の挨拶がある
  • 明るいBGMが流れている

逆に、店内が無音で暗く、店員に笑顔も挨拶もないような店に人が集まることはありません

また、店内にスタッフしかいない店に、人は入店しにくい雰囲気を感じてしまいます。

一人でも入店してもらうことでさらに人は集まり、相乗効果で客数を増やすことが可能です。

売れる店にするためには活気があり、入店しやすい雰囲気を作ることが大切です。

安心感と信頼感

安心感と信頼感があることは、売れる店に共通するポイントです。

人は失敗することを恐れるため、少し値段が高くても安心感と信頼感のある店を選ぶ傾向にあります。

実際にハイブランドの商品が高い価格でも売れ続けているのは、「このブランドなら大丈夫」という強い信頼感があるからです。

  1. 噂を聞いて店で購入する
  2. 商品・サービスの質が良かった
  3. また同じ店で購入する

安心感と信頼感を与えることで上記のようなサイクルとなり、さらに売れる仕組みを作り上げることができます。

しかし、お客様にがっかりさせてしまうと逆効果となってしまうため、継続してサービスの質を高めていきましょう。

すぐに安心感と信頼感を作ることは難しいですが、気を抜くことなくお客様に喜んでもらえるサービスを提供することが大切です。

売り場に独自性

売れる店には、独自性を出しているという共通点があります。

独自性がある店はファンがつきやすく、リピーターとして継続的に商品を購入されるからです。

実際、独自性のない店は差別化することができず、一見さんとして店を利用するしかありません。

たとえば、アパレルでいえば以下のような独自性の出し方があります。

  • 大人向けフォーマルの店
  • 可愛い系ファッションの店
  • カジュアルファッションの店

コンセプトを持って営業している店舗には独自性が生まれ、来店する目的を作ることが可能です。

しかし、「フォーマルも扱っているけど可愛い系ファッションも扱っている店」というように何の店かわからないようでは、店の強みがなく売れない店となってしまいます。

もし自分自身の店が「〇〇の店」という独自性が出せていないのであれば、他の店と差別化できるように一度考えてみましょう。

レイアウトに工夫

売れる店では、店内のレイアウトが工夫されています。

お客様が来店した際に、購入されやすいレイアウトを考えて構成されているからです。

実際、何がどこに置いてあるかわからないようなレイアウトでは、お客様がお目当ての商品を見つけることができず購入には至りません。

  • 売れ筋商品は店頭に
  • 足を止めやすいポイントに強化商品を
  • 鏡・手荷物台・靴を試着するための椅子の設置

売れ筋商品を店頭に陳列することによって客寄せになり、足を止めやすいポイントに 強化商品を陳列することで売上UPに繋げることができます。

また、お客様がストレスなくショッピングできるように、服を合わせるための鏡や手荷物台、靴を取り扱っている店舗ではすぐに試着できるよう椅子の設置をしましょう。

少しでもストレスを与えると購入への弊害となり、購入してもらうチャンスを失うことになります。

売れる店はレイアウトを徹底的に考えており、購入してもらうための工夫が施されてるので手を抜かないようにしてください。

店舗の内装・レイアウトの考え方については、以下の記事で詳しく解説しています。

わかりやすい商品陳列

売れる店には、わかりやすく商品が陳列されています。

パッと見てわかりやすい陳列は商品を探しやすく、手に取りやすい傾向にあるからです。

  • 商品が整理整頓されている
  • 同じカテゴリの商品でまとまっている

たとえば上記のとおりで、整理整頓されていることは商品を探しやすく、手に取ってもらいやすくなります。

ごちゃごちゃで何が置いてあるのかよくわからないような店では商品を探すことができず、購入に至ることはありません

また、同じカテゴリの商品でまとめることも大切です。

アウターならアウターでまとめ、パンツならパンツでまとめて陳列しましょう。

カテゴリをまとめることで商品を探しやすくなり、チャンスロスの軽減に繋げることができます。

自身の店の陳列がわかりにくいと感じるなら、すぐに陳列方法の改善に取り組んでください。

メインディスプレイが魅力的

売れる店のメインディスプレイは、目を引くように魅力的な作りとなっています。

メインディスプレイは店の顔となる重要なものであり、イメージを伝えるのに非常に効果的だからです。

実際、メインディスプレイは店の前を通る人の目に止まる場所であり、興味を引くことができる手段のひとつとなっています。

  • 人気商品
  • 話題の商品
  • 一押しアイテム

たとえば、上記のような商品をディスプレイすることで高い効果を発揮するでしょう。

とくに、トルソー(人型の人形)に商品を着用させてディスプレイすると、購入後のイメージをさせやすく効果的です。

メインディスプレイに魅力的な商品が並んでいれば入店するきっかけとなり、売上UPに繋げることができます。

まだメインディスプレイに力を入れていないのであれば、さっそく改善に取りかかってみましょう。

スタッフ間のコミュニケーションが円滑

スタッフ間のコミュニケーションが円滑になっていることは、売れる店であるポイントです。

スタッフ間のコミュニケーションを円滑にすることによって店の雰囲気は良くなり、入店しやすい安心感が生まれます。

また、情報をうまく共有することができ、質の高い接客をすることができるからです。

  • 商品知識の共有
  • 販売コンセプトの共有

上記のような情報を共有しておくと、お客様に対する説明や販促もスムーズに行うことができ、売上UPに繋げることができます。

接客時にはスタッフ同士のサポートも円滑に行うことができ、お客様を満足させることができるでしょう。

逆に、売れない店ではスタッフ間のコミュニケーションがうまくいっておらず、商品への知識や販売コンセプトの共有がなされていません。

その場合、お客様は商品に対する疑問が残ったままとなり、購入することなく帰ってしまいます

売り場作りも大切ですが、実際に商品を売るスタッフの質も考えることが大切です。

アパレルで売れる店の接客とは?

アパレルで売れる店の接客とは?

同じアパレルショップでも売れる店と売れない店が存在するのは、接客の方法からも見て取ることができます。

売れる店における接客の特徴は、以下のとおりです。

  • 笑顔がある
  • しつこくない
  • 私語をしない
  • お客様ファースト
  • 声出しができている

それぞれ詳しく解説していきます。

笑顔がある

売れる店の販売員には笑顔があります。

笑顔は人を安心させることができ、入店しやすい雰囲気を作るからです。

  1. スタッフに笑顔がある店
  2. スタッフに笑顔がない店

上記2パターンの内、 入りやすい店は当然「① スタッフに笑顔がある店」となります。

笑顔は基本中の基本ですが、これができていないだけで来店のチャンスを逃しているので、一度スタッフを確認してみましょう。

しつこくない

売れる店のスタッフは、しつこく接客をすることはありません

お客様の必要なときだけ声をかけてもらう、またはこちらからお声かけするなど、適切なタイミングのみ接するからです。

押し売りをするような態度は購入の意欲を下げることになり、売上を下げる可能性があります。

  • お客様にはゆっくり商品を見てもらう
  • 困っている・必要であるときに接客する

上記のポイントをおさえた接客が、好まれる店のスタッフには必要です。

実際、「あそこの店員はすぐに話しかけてくるから行くのはやめよう...」という話はよく聞きます。

しつこくなく、適度なタイミングで接客するように心がけましょう。

私語をしない

売れる店のスタッフは、無駄な私語をしていません

スタッフ同士の私語が多いことは店に入りにくい雰囲気を作ることになり、客数の現象に繋がるからです。

  • 必要な時のみ話す
  • お客様が現れたらすぐに話をやめる

勤務中には上記を心掛け、入店しやすい雰囲気の店作りを心がけ流ことが大切となります。

しかし、あまり離さないこともコミュニケーションの円滑さを妨げる行為となるため、場にあった対応が必要です。

もし、店長など上に立つ人の場合は、コミュニケーションを円滑に保ちながらもお客様に迷惑をかけないスタッフ関係を作るようにしましょう。

お客様ファースト

売れる店のスタッフには、お客様ファーストの行動ができています。

何よりもお客様を優先的に考え、自分の行動を押し付けることはありません。

  • お客様の話を最後まで聞く
  • お客様が来店したら作業の手を止める

たとえば上記のとおりで、お客様の気持ちに立って考えることが大切です。

もし、お客様が話している途中に話を遮ってしまうのは気分を害する行為となり、また来店したいとは思わないでしょう。

また、お客様から話しかけられているのに自分の作業を続けてしまうのも問題です。

常にお客様ファーストの気持ちを持ち、質の高い接客を心替けてください。

声出しができている

売れる店のスタッフは声出しがしっかりとできています。

これも基本中の基本ですが、お客様に気持ちよく買い物をしてもらうことは売上UPに繋げることが可能です。

  • いらっしゃいませ
  • かしこまりました
  • 申し訳ございません
  • 恐れ入ります
  • ありがとうございました

最低でも上記の言葉はスタッフ全員に覚えてもらい、ハキハキと発するようにしましょう。

声が出ている店は雰囲気が良くなり、入店しやすい店作りにも繋がります。

声出しをスタッフ全員で行い、入店しやすい店、また来たいと思われる店を作ってください。

まとめ:アパレルで売れる店にある共通点

まとめ:アパレルで売れる店には共通点あり

アパレルで売れる店に共通する7つのポイントについて解説しました。

  • 店内に活気
  • 安心感と信頼感
  • 売り場に独自性
  • レイアウトに工夫
  • わかりやすい商品陳列
  • メインディスプレイが魅力的
  • スタッフ間のコミュニケーションが円滑

売れる店と売れない店の違いを理解することで、効率的に売上を伸ばしていくことができます。

「売れる店」の共通点から始めて、店舗の売上を伸ばしていきましょう。

 

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