日本から国境を越えて海外向けにECサイトを展開することを「越境EC」と呼びます。
今回はそのスタート前の準備にあたり、必要なポイントをリストアップしました!
越境ECの展開をお考えの方は必見です!
◆そもそも越境ECって…?こちらの記事をチェック!
越境ECスタート前に準備するべきポイント
ポイント① ターゲットを決める
どの国に向けてECを打ち出していくか、男女どちらをターゲティングするか、年齢層や、職業・ライフスタイルは・・・?
細かいターゲットを決めることによって、取り扱い商品も決まってきます。
また、日本ではウケているものがそのまま海外でウケるとは限りません。
現地のニーズを把握したり、売れ行き傾向なども合わせて見ていくと、商品選定にも役立ちます。
どのように展開していくか、細かく決めていきましょう。
ポイント② 多言語対応
海外向けのECサイトなので、外国語に正しく翻訳されていることが重要となってきます。
注意しておきたいのが、翻訳ソフトの使用で100%正しく翻訳できるとは限りません。多少なりとも精度が劣ってしまうのがデメリットです。
正しい言語表現はサイトの信用にもつながります。時間をかけてでも正しい翻訳をするようにしましょう!
ポイント③ 決済システムを導入する
ECサイトの必須項目といえば決済システムの導入ですね。
銀行振込・クレジットカード・PayPalなどの共通ID決済・・・・最近のECサイトは決済方法も多岐に渡ります。
導入に当たっては手数料などのコストがかかることも加味しておきましょう。
国によっては決済スパムが横行する恐れもありますので、導入は慎重に行わなければなりません。
◆こんな決済サービスも!
ポイント④ 物流インフラの確保
各国に向けて発送するときに必要な物流ラインもしっかり確保しましょう。
日本では、大手ECサイトが当日発送サービスや翌日発送サービスを実施しており、インフラはかなり整備されています。
しかし、海外においてはまだ物流が整っていない場所も多く、発送までに時間を要したりきちんと届かなかないといったトラブルに見舞われる可能性も。
現地に合わせたインフラ整備を把握し、対応していく必要があります。
ポイント⑤ 国ごとの商習慣の把握
例えば日本では小柄な女性も多くS・XSなどの小さめサイズも需要がありますが、イスラム圏の女性には身体のラインが出るような服は受け入れられにくいです。
「どのようなアイテムが需要があるか?」「マーケティングの施策展開はどのように行っていくか?」現地のニーズ、商品の嗜好などを把握しておきましょう。
ポイント⑥ 業務オペレーションの整備
上記の5つのポイントを踏まえた形になりますが、ECサイトの構築や運用、問い合わせにはどのように対応をしていくか?受注管理はどのように行っていくか・・・?などなど。
やることは日本でのECサイト運用とほとんど変わらないのですが、越境ECですので、現地に合わせて整備していく必要があります。
◆こちらを要チェック!
越境EC成功の決め手は現地に合わせた対応!
日本で展開していくECサイトと違い、各国に合わせた戦略が必要とされる越境EC。
立ち上げまでは大変ですが、準備段階でしっかり対策を行うことが成功の秘訣です!
ぜひ海外展開にも視野を向けて、越境ECを始めてみましょう!
◆国内の外国人にも目を向けてみるのもいいかもしれません!