アパレル販売では「働いている店舗でしか接客ができない」ことが一般的でしたが、デジタル接客が可能な「STAFF START」を導入することで、働く店舗に関係なく販売スタッフが世界中の顧客に接客ができるようになります。
またSTAFF STARTは、EC化で商品をネット購入する顧客が増え店舗売上げが思わしくない中、「ECを強化して、店舗売上げを増やす」仕組みを作ったことでも注目されています。
今回は、アパレル業界に新たな風を吹き込んだ次世代オムニチャネルツール「STAFF START」のサービス内容や導入事例をご紹介します。
STAFF STARTの導入でスタッフのモチベーションがアップ
STAFF STARTは販売スタッフがオンライン上でコーディネート投稿をすることで世界中の人に接客ができるアプリです。
スタッフが投稿したコンテンツ経由での売上はスタッフ個人の実績となり、店舗販売実績だけでなくEC上の売上も評価されるためモチベーションアップにつながります。
所属店舗に関係なく、販売スタッフのセンスやコーディネートスキルで商品を売ることができるようになりました。
STAFF STARTはインスタグラムとの連携が可能で、3万人近くのフォロワーがいる店舗スタッフも存在します。
ECサイトでのコーディネートやSNSの投稿からファンができ、その結果「このスタッフに会いたい」という理由で店舗まで足を運ぶ顧客も増えているのです。
スタッフ個人が集客し、ECだけでなく店舗の売上げも増加するという効果が出ています。
【JILL STUARTの導入事例】STAFF STARTコーディネート経由の売上が増加
JILL STUARTでは2018年からSTAFF STARTを導入。STFF STUARTで投稿した販売スタッフのコーディネート経由の売上げがEC全体の50%を超えました。
JILL STUARTの公式ECサイトでは外国人モデルの着用画像や物撮り画像がメインであるため、顧客にとっては着用イメージや素材感が分かりにくいことが課題となっていました。
ですが、STAFF STARTを利用して顧客に近い販売スタッフのコーディネートも投稿することで、ECサイトであっても顧客が商品をイメージしやすく購入決定を後押ししたようです。
まとめ
STAFF STARTは現在(2019年10月)700以上のブランドで導入されています。
導入ブランドはJILL STUARTやBEAMS、PAL GROUP、URBAN RESEARCHなどのアパレルブランドから三井不動産株式会社まで様々です。
STAFF STARTを利用することでECサイトでは分かりにくかった着用イメージや素材感をアピールすることができ、販売スタッフは勤務する店舗だけでなく世界中の人に接客することができます。
投稿したコーディネート経由で商品が売れれば、スタッフ自身の実績となるのでモチベーションアップにもつながるのです。
「ECでの売り上げが伸びない」、「スタッフのモチベーションを上げたい」と考えている場合は、STAFF STARTの導入を検討してみてはいかがでしょうか。