「クラウド」…。最近よく聞くようになりましたよね。
クラウドとはあらゆるデータを手元の端末ではなくインターネット上(雲:クラウドに連想)に保存・利用するシステムを指しています。
(Freepik.com)
小売り業界でもクラウド化は注目を集めており、将来的には必須になると言われています。
クラウド化によって、大幅な業務効率化を図ることが可能です。
今回はクラウドが注目される理由を、小売り業界の視点から紹介していきます!
①クラウドで在庫状況が手に取るようにわかる!
「クラウド化」の最大のメリットは、在庫管理をスムーズにできることです。
従来システムでは、前日分までの在庫数しかわからなかったり、現時点での在庫状況の照会には時間がかかっていました。
クラウド系の管理システムでは、常に変動している在庫状況をリアルタイムに確認することができるようになります。
さらに、店舗にある分だけでなく、倉庫や物流拠点の在庫も同様に把握することも可能です。
②売上報告がいらない!?クラウドで業務効率UP
あらゆるデータがクラウド上に自動アップロードされているため、管理の負担が大幅に軽減されます。
在庫・売上の確認、棚卸、報告書の作成など、スタッフが情報を整理し書類を作成しなければいけなかったものが、すべて不要になるのです。
マネージャーは担当者に確認しなくてもすぐ状況を把握することができ、スタッフは集計・レポート業務が軽減されるのでお互いに効率化されますね!
こういった業務時間をクラウドの活用によって出来るだけカットすることで、お客様マーケティングや接客に集中できる環境を作る余裕が生まれます。
③クラウドは経営リスクも最小限にできる!
従来システムでは、料金・契約体系に関する悩みも少なくありませんでした。
例えば、新事業や新店舗を立ち上げる際に初期コストが大きくかかってしまったり、使い始めてから全然自社の業務に合わないシステムだったとわかっても5年は契約を切れない、などです。
クラウド系サービスは、高価な機器が不要という特徴のおかげで初期費用が低めに設定されており、数年ごとに大幅な買替費用が必要になるといったこともありません。
月額料金を払えば利用を開始することができ、契約年数の縛りも短め(3か月~1年程度)なのが魅力です!
まとめ
クラウド化について、少しでもイメージを掴んでいただけたでしょうか?
難しく聞こえるかもしれませんが、システム自体の操作性は従来よりはるかに良いものが多いです!
スタッフの方々が日常的に使用しているスマートフォンやインターネットの操作画面にとても似ているため、とっても操作が快適!
クラウドを活用して、より効率的に、よりお客様満足度を高められるアパレル店舗を目指しましょう!
◆こちらの業務改善ツールも要チェックです!