最近ではECのリアル店舗展開を始める企業が増えてきています。
Amazonではシアトルに本屋を出店し、最近ではAmazon goというコンビニエンストアをオープンさせました。
そこで今回は、ECサイトがリアル店舗を出してどのように活用しているのか、事例をみていきましょう!
◆Amazon goに関してはこちら!
なぜECがリアル店舗を出すの?
オンラインショッピングがどんどん便利になってきています。
しかし消費者は依然として、商品を購入する前に目で見たり触ったりして使い心地などを確かめたいと思っています。
そういった顧客ニーズに対応するために、実店舗を展開するECサイトが増えてきているんです!
EC発リアル店舗の特徴
ECサイトでは購入者の過去の購入履歴や閲覧履歴をもとにしたお気に入り表示など、データに基づいたおすすめの提案ができました。
通常の店舗では、購入履歴や興味のある商品などの顧客データが使われていなかったのですが、それが可能となったのがEC発リアル店舗の特徴です。
リアル店舗ではタブレットなどを使用し、顧客の過去のECサイトでの購入履歴を見ながら、おすすめの商品をスタッフと一緒に探すことができます。
EC発リアル店舗の事例
ECサイトから生まれた3つのリアル店舗をみてみましょう!
Amazon
2015年11月にはアマゾンの本社があるシアトルに「Amazon books」をオープンしました。
Amazon booksではアマゾン内で高評価レビューのある本が約6000冊程並べられています。
来店客が商品選びに困らないように、店頭にはカスタマーレビューなどが記載されている。
STYLENANDA
韓国発のレディースアパレルブランド、「STYLENANDA(スタイルナンダ)」は、もともと日本でのECサイトや、2015年に出店した期間限定ショップの売れ行きが好調だったこともあり、2016年に新宿伊勢丹と阪急うめだ店でリアル店舗をオープンさせました。
店内はアパレルのみならず、化粧品などもあり幅広い商品展開となっています。
ルクサ
ルクサはもともと高級志向のグルメや各種アイテム、飲食店、美容施設などのチケットを大幅な割引価格で販売していました。
リアル店舗では生活雑貨やアパレルを販売する「Time Mart」として2015年渋谷モディ内にオープンしています。
新商品のサンプルがリアル店舗で試せるようになっており、イベントなども行っています。
まとめ
Amazonを筆頭として、EC発リアル店舗の拡大が進んでいます。
今後もさまざまなEC店舗がリアル店舗をオープンさせるでしょう。今後の展開に目が離せませんね!
◆店舗経営について知りたい方はこちら!