突然ですが、「思考フレームワーク」はご存知でしょうか?
経営戦略を行う上での分析方法をパターン化したものです。
今回は、そんな思考フレームワークを5つご紹介していきたいと思います!
◆お店の売り上げも分析してみよう!
思考フレームワーク5選
3C分析
店舗・顧客分析に使用する3C分析は、自社(Company)、顧客(Customer)、競合(Competitor)を元に分析します。
例えば、
自社の強みと弱み・・・価格帯は高め、品質が良い、固定客の減少
顧客のニーズや傾向・・・低価格帯の商品を買う傾向が強い、20代女性が多い
競合の戦略や経営方向・・・低価格帯を中心に打出し、店舗が全国に増えてきている
というように、3つのCを具体化して、今後の経営戦略を立てていきます。
SWOT分析
店舗分析に活用するのがSWOT分析です。
3C同様、自社の強み(Strength)、弱み(Weakness)、そして自社のチャンスつまり機会(Opportunities)、脅威(Threats)をそれぞれ見ていきます。
例えば、
強み・・・品質の良さ
弱み・・・価格が高め
機会・・・SNSでモデルが着用していた
脅威・・・競合から似てる商品が販売されている
4P分析
今度は商品分析に活用する4P分析です。
商品(Product)、価格(Price)、販促(Promotion)、流通(Place)の4つの視点から戦略を考えるマーケティング手法です。
例えば、
商品・・・品質が高い、アフターサービスが充実
価格・・・通常価格は高いが、セール時の割引率が高い
販促・・・雑誌、SNS、ブログ
流通・・・在庫が豊富、主要都市に店舗を構えている
5フォース
業界全体の分析に活用するマーケティング手法です。
業界内の競合を中心に、業界の新規参入者、原材料の供給業者、顧客、代替品の関係性から業界の構造を把握していきます。
バリューチェーン
商品・企画に活用するバリューチェーンは、商品が顧客に届くまでの流れを把握する手法です。この流れは、業界によって違ってくるのが特徴です。
アパレルの場合は、商品企画→仕入→店舗運営→集客→販売・アフターサービスとなります。
思考フレームワークまとめ
これらのフレームワークを知ることで、戦略を立てやすくなります。
ぜひ、あなたの企業でも実践してみてください!