オンラインからオフラインへ生活者の行動を促す、O2O(Online to Offline)。
販売促進の有効手段として注目されていますが、実は誤った判断をしてしまうと、集客につながらないという落とし穴を生み出してしまうのです。
今回は、O2Oによる2つの落とし穴をまとめました!
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O2Oの2つの落とし穴とは?
オンライン集客をしたものの実店舗への来店につながらないという落とし穴は以下の2つ。
- 店舗スタッフがネット注文に気づく仕組みがない
- オンラインで新規開拓をしたが、実店舗への来店効果がない
その解決法をまとめたので見ていきましょう!
店舗スタッフがネット注文に気づく仕組みがない
「ネット注文→店舗受け取り」のサービス事例で、店内の混雑時などに、ネット注文の対応が疎かになりがちに。
そのためには、スタッフがネット注文に気づく仕組みを取り入れましょう!
1.店舗のパソコンにプッシュ通知を設定する
スタッフが見やすい位置にパソコンを置き、注文が入り次第プッシュ通知を表示させます。
注文に対し、「どのスタッフが対応したか」を情報共有したり、対応履歴をパソコン上に残すなどの、ちょっとした工夫も必要になります。
2.タブレットで常に受注状況が見えるようにする
タブレットの導入で費用がかかりますが、スタッフが1人1台持つことによって、注文履歴や受け取り対応などを常に確認しやすい状況を作ることができます。
パソコンと違って操作も直感的にできるので、新人でも扱いやすいのがポイントです。
3.USBパトランプの設置
注文を受けた時点でパソコンにつないだUSBパトランプが光る仕組みです。
ECサイトの連携・開発のコストがかかりますが、「気づき」の効果は紹介した中でもダントツです。
オンラインで新規開拓したが実店舗への来店効果がない
SNSなどで情報発信をしているものの、実際の来店につながってない!という場合には、まずは新規開拓ではなく、リピーターに向けた施策に方向転換してみましょう。
1.無料Wifiを提供
飲食店やカフェなどでよく見られる無料Wifiの提供。デパートや大手小売店でも提供が増えてきました。
Wifi接続でクーポン配布や限定コンテンツなどの特典をつければ来店促進につながる効果も!
2.無料アプリのダウンロードでお得感を打ち出す
アプリ会員限定割引も、アパレルで多く見られるようになってきました。
アプリをダウンロードするだけなので、面倒な個人情報入力の手間も省けるというメリットがあります。
GUでは店頭に2種類の値札をつけ、アプリ会員の方が明らかにお得ということを打ち出しています。
3.LINEを用いた集客
「@LINE」を使うのも効果的です。
アプリのダウンロード同様、LINEは友達追加するだけなので、店舗と顧客がつながりやすいのが特徴です。
まとめ
いかがでしたか?
O2Oを用いた集客方法も、正しく運用できれば効果はあがります!
時代の流れをうまく掴み、実店舗の売り上げに繋げましょう!