突然ですが、Beaconはご存知でしょうか?端的に言えばBeaconはBluetoothを発信する端末です。
数秒に一回、半径数十メートル範囲に信号を発信することで、アプリのユーザにプッシュ通知を送ることができるのです。
今回はアパレル業界のBeaconの活用例をご紹介します!
◆こちらにはBeaconの導入に当たっての検討ポイントをまとめています!要チェック!
お得なセール情報を配信!
お店の近くを通った人に、セールやお得情報を発信することができます。
「いま」「目の前にある」お店のセール情報が届くわけですから、ユーザの興味を引く力がとても強く、販売促進施策として注目されています。
しかも、Beaconを店舗入り口に設置するだけでOKという導入までの手軽さ!
来店ポイントの付与&スタンプラリー
2014年6月に、日本国内ではナノユニバースがBeaconを使ったチェックインスタンプを導入しています。
来店(チェックイン)を感知して、アプリにポイントを付与。
ポイントがたまると、店頭・ECサイトどちらでも使える1000円クーポンが配布されます。
とにかく来店してもらいたい! そう考えるなら、ぜひとも導入したい事例ですね。
Beacon Analyticsを使って来客者のデータを可視化!
店内でのお客様の流れはなんとなく把握していても、明確なデータ化というのは今まで出来ませんでした。
それを可能にしてくれるのがBeacon Analyticsです!
(出典:SCコンシェルジュ)
このようなイメージで、来客者がどのように行動したのかが掴めるようになります!
店内のあらゆる場所にBeacon端末を設置するだけ。端末が来客者の行動データを取得し、解析を行います。
一押しの商品を手に取って貰えるには、どの場所に置いた方がいいか?
店員の配置はどこにしようか?
ユーザーの回遊行動を分析した様々な戦略が、このBeacon Analyticsで出来るように!!
しかし、デメリットもあります…
なかなか便利なBeaconを使った施策ですが、ユーザー側であらかじめアプリをダウンロードしてもらう必要があります。
さらに、常にBluetoothをONをしていなければ情報を受け取れないというデメリットも。
今後のBeaconの発展に注目!
上記以外にもまだまだ様々な活用方法があるBeacon。
2015年11月には、LINEとZOZOTOWNを運営するスタートトゥディ社が、ビーコンの活用を共同展開する発表をしています。
また、スタートトゥディ社はボタン型ビーコンの開発もしており、これからさらにBeaconが発展していくでしょう。
続報:ビーコンタグの導入が開始されたようです。
◆店舗向けサービスには他にもこんなものがあります!見逃し厳禁です!